反り腰姿勢

ぽっこりお腹になっていませんか?

今回は反り腰姿勢について。

写真は左が前です。今回も少し極端な状態にしています。
骨盤が前に傾き、上半身を後ろ側に傾けるため、背中から腰にかけてのカーブが大きくなってしまっています。さらにバランスを取るために頭を前側に出すような姿勢になります。
見た目としては「頭が前に出る」・「アゴが突き出ている」・「ぽっこりお腹になっている」・「お尻が後ろに突き出ている」・「お尻がたるんでいる」・「骨盤が開いている(骨盤の幅が広くなっている)」・「O脚になっている」などなど。

上半身を後ろ側に傾けるため、背中側の筋肉が縮こまり血流が悪くなります。また頭を前に出してしまうため、頭の重さを首・肩の筋肉で支えるので首・肩の筋肉も収縮して血行が悪くなります。筋肉が収縮し血行が悪くなると酸素不足・栄養不足となり「凝り」・「痛み」としてからだに不調が出てきます。

症状として多いのは、骨盤が前に傾くことにより骨盤内の空間が広がり内臓(胃腸)が下に下がって来るため「ぽっこりお腹」になる、これは猫背などで骨盤が後傾・開いた場合も同じです。「胃腸の働きも悪く」なりますし、女性の場合は「子宮にも影響」が出ます。その他には股関節の前側の筋肉が硬くなり、脚を後ろに蹴りづらくなるためにお尻の筋肉が使われなくなり「お尻が垂れる」、腰を反っているため腰の筋肉に負担がかかるため「腰痛」に、太ももの前側の筋肉とふくらはぎばかりを使って歩くため「太ももとふくらはぎがハル」・「太ももとふくらはぎが太くなる」・「膝に痛みが出る」、内臓が下に下がるため骨盤内の血流やリンパの流れが悪くなるための「冷え」・「むくみ」、頭を前に突き出しているため頸椎(首の骨)が歪み自律神経が乱れ「めまい」・「頭痛」・「寝つきが悪い」などなど。

反り腰姿勢になる原因としては「ヒールの高い靴を履く」・「うつ伏せでスマホを使う」(読書なども)・マタニティ期などがあります。

思い当たることはないですか?